どいキッズクリニック|舞鶴市浜の小児科・循環器小児科・アレルギー科

〒625-0036 京都府舞鶴市浜451-2

0773-62-0309

0773-62-0372

MENU

7月のお知らせ

今月は1日の午後、私のコロナワクチン接種(4回目)の予定が入っていますので、午後のみ休診とさせていただきます。また、20日(水)は市の4か月検診となっていますのでこれも午後は休診です。よろしくお願いします。
コロナは今のところなくなったわけではありませんが一段落したように見えます。ただこれからインバウンドが再開されるようですし、実際すでに人の移動が多くなってきているので今後も注意が必要です。このコロナの流行の間はそれ以外の感染症はあまり見られない状況でしたので、私たちの免疫は自然免疫・獲得免疫ともに低下していると考えられています。しかもオーストラリアでは早くもインフルエンザの流行がみられています。これもインバウンドによって当然流入してくると考えられ、この秋から冬はどうなるか頭の痛いところです。
すでに関東は梅雨明けだそうです。これではこの夏水不足が懸念されるところです。ウクライナの状況が改善しないままこれでコメが不作になると、日本の食糧事情は極めて困難な状況に陥る可能性があります。
とにかく暑い日が続いています。毎年言っているようなことですが、今年は特別に暑さを感じます。必要なところ―例えばクリニックの待合室とか、そのほかいわゆる三密の場所などー以外ではマスクはいい加減にして、素顔の見える普通の生活に戻る準備をしましょう。マスクをしていれば落ち着くという気持ちそれ自体がコロナの後遺症なのです。また特別の場合を除いて以前と全く同じにはならないにしても人とつながる努力をしましょう。
いつまでもマスクで顔を隠し、個人個人が分断されてリモートのみで生活しているところを社会とは言いません。そこで回っているのは情報と経済だけであって、傾聴や共感はもちろん受容などありうべくもありません。そしてついには人間の世界は別のものになってしまうのではないかというようないやな予感がします。
とにかくまず、熱中症にならないよう気を付けてください。マスクをしていると熱中症になりやすいということは以前から言われています。マスクは感染予防のツールであってファッションではありません。またエアコンも節電注意報などが言われていますが、頑張って熱中症で入院したりしては元も子もありません。まずは自分の健康を守ってからの話です。急に暑くなったり、久しぶりに暑い環境で運動する場合には若いからなどと思わず気を付けてください。熱中症は予防が大切です。のどが渇いたとの感じがなくても早めの水分摂取を心がけてください。予防的な水分摂取にはいわゆる経口補水液(例えばOS-1など)がおすすめです。梅雨から夏にかけては湿度が高いため、室内でも熱中症の可能性が高いといわれます。乳幼児やお年寄りのおられる家庭では必要以上にエアコンなどの使用を控えないようにしてください。扇風機では予防することはできません。温度の設定や除湿にしてみるタイミングなどはいろいろのことが言われていますので参考にされてもよいかもしれません。知らんけど。子供や高齢者は症状を自覚するのが遅れるといわれます。重症化する前に対処できるように注意してください。
熱中症の症状は次のようなものです。
体が熱い
頭痛やめまいがある
吐き気がある・気分が悪い
手足がしびれるからだが・体がだるい
暑いのに汗が出ない
外出していて、これらの兆候があったら日陰で休んで、水分補給しても改善しなければ医療機関を受診してください。
また夏は、食中毒の季節です。まな板の手入れ、十分な加熱、食事の前の手洗いなど
気をつけてください。それから冷蔵庫に入っていることで安心するのではなく、早めに食べきるよう心掛けてください。
それから夏は虫さされ、汗疹、とびひなど子供さんの皮膚症状の悪化しやすい時期です。
スキンケアを心がけてください。そのほか今年は毛虫による発疹が若干目立つように思います。水いぼに関しては最近ではプールに入ることを禁じる子供園・学校はまずないと思いますが、一応浮き輪やボード、バスタオルなどを共有することは避けてください。

TOP