どいキッズクリニック|舞鶴市浜の小児科・循環器小児科・アレルギー科

〒625-0036 京都府舞鶴市浜451-2

0773-62-0309

0773-62-0372

MENU

3月のお知らせ

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るといいます。今年もコロナコロナで右往左往しているうちにはや3月になってしまいました。3月は卒業・転勤などで人の流れが加速しますし、それらに伴って送別会・歓迎会など人が集まる機会がどうしても増えます。こういったことをどこまで抑制しなければいけないかについては、確かに首をかしげることもありますが3回目のワクチン接種にある程度めどがつくまではマスク着用、手洗い・消毒、三密の回避といった原則的な対応は続けざるを得ないと思います。ワクチン接種率が2回目でも80%弱、3回目に至っては15%の状況では道は遠いと言わざるを得ません。
16日(水)は京大に行く用事があって一日お休みをいただきます。
23日(水)は市の4か月検診ですので午後は休診です。
オミクロン株が全国に蔓延しています。舞鶴でも今までと違って今度は子供たちも多くり患しており、子供園・学校ではクラスターが発生する状況となりました。こうなるとわたしのところでも疑わしい子供さんには検査をしないと方針が立たない状況となり、院外の駐車場などでPCRをすることとしています。外部委託ですので結果が出るまで1~2日かかります。これは緊急のお知らせで書いた通りです。検査したうちの一定程度の陽性の方はおられますが、いずれの方も軽症で熱も1~2日で下がって、咳やのどの痛みもその後数日で軽快するようです。この状況は高齢者のワクチン接種がほぼ終了するまでは続くだろうと思っておくほうがよいでしょう。
3月からは子供のワクチン接種も始まるようですがそれについては別にバナーを立てていますのでご覧ください。今の時点で健康な子供さんにワクチンを打つかどうかは意見が分かれていて、小児科医の間では否定的な意見も結構強くみられています。
そろそろ喘息・花粉症の季節が近づいてきました。今年は例年より花粉の飛散は多いだろうといわれていて、毎年症状が見られる方はそろそろ対応を考えておかれることをお勧めします。また花粉症は突然発症するものですので、今年はなんだか鼻がおかしい、目がかゆい、咳が治らないと思われる方も一度アレルギーの血液検査を受けていただくことをお勧めします。アトピーの重症化(接触性)もこの季節は花粉が原因で起きるともいわれます。シラカバはそろそろ、スギは2月から、ヒノキは3月、イネ科・ハンノキは5月あたりからというのが一応の目安ですが、実はダニも喘息だけでなく鼻炎やアトピーの重症化の要因となります。コロナ騒ぎに隠れてあまり認知されていませんが最近は抗アレルギー剤が先発・ジェネリックを問わず不足しています。今のところは何とか回せていますが、今後はいつもお使いの薬が使えないケースもあるかもしれません。
鼻炎、喘息、アトピーといったアレルギー疾患については最近いろいろの新しい考えに基づく注射や飲み薬による治療が開発されており、今までの治療でどうしても解決がつかないといった方について大きな希望が出てきました。すでに数人には使っていてとても喜ばれています。保険を使っても高価であることや年齢制限などハードルは若干高いのですが、ご相談いただければご一緒に考えてみたいと思います。遠慮なくお申し出ください。

TOP